無料(タダ)こそ高い買い物である。

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無料(タダ)より高いものはない

よく聞く、よく言うセリフではありますが、

そもそもこの言葉はどういう意味なのか

 

ただで何かをもらうと、代わりに物事を頼まれたりお礼に費用がかかったりして、かえって高くつく。

goo 辞典より

 

という意味だそう。

無料と聞くと別に興味のないものでさえ「無料なら…」なんて気持ちにも

なったりするのですが、これが実は落とし穴でもあるのです。

人間の常に何かと比べたり、取捨選択するなかで

お金の選択、あるいは時間の選択を迫られる時が度々あります。

多少の心理的ストレスを抱えつつ生きているわけです。

人間は損はしたくない生き物なので、極力リスクの少ない選択をしようと

試みます。

 

ただこれが「無料(タダ)」となってくるとまったく心理的リスクがなくなります。

お金の負担もなくサービスを受けたりでき、気持ち的に余裕が生まれます。

「無料ならば…」とつられて行動を起こしてしまうのです。

さらにここに「時間」というリスクも含めたとします。

「30分無料」とか「1時間無料」という数字で表したとしましょう。

数字で明確に表されるとさらに行動を起こしやすくなります。

明確にするということはそれだけ人に不安を解消して安心感を与えます。

無料で、明確で、さらに簡潔である

この3つがそろえば無敵ですねw

無料の宣伝広告やキャッチコピーなどが要はこれなどにあたります。

では客観的に、要は企業側から見たとします。

この無料というのは企業側にとっては効率的で商売につなげやすく

その最初の入り口へ誘い込む方法、謳い文句になります。

 

もちろんその商品が良い商品であるのであればいいのですが

これが詐欺だとたちが悪いです。

ここで無駄な時間とお金を使ってしまします。

知らず知らずのうちに入り口から出口まで誘導させられているということに

気づき、無料という陰に隠れた「目に見えないコスト」も理解できるように

あるいは日頃から気づく習慣をつけておくといいかもしれません。

そうすれば無駄な浪費も抑えられるかも?